骨折

骨折はとにかく鑑別が大切です。応急処置、ギプスの方法でその後の治りのスピードがかわってくるからです。適切な応急処置で病院へ送る、手術が必要な場合は総合病院に送ることが大切になります。

足関節骨折疑いの人

足が骨折している可能性が高く
腫れがひどく、捻挫ではなく骨折を疑いました。
シーネ固定をおこないました

病院へ行くときはシーネ固定が必要です。
プラスティック固定をしてしまうとギプスカッターが必要なので
とりはずしが大変なのです
腫れが逃げやすい

この固定は包帯だけではずせるのでスピーディーに病院での処置ができます。
病院の診断では第5中足骨、いわゆる「小指」の骨折でした。

これは腫れだけを診て捻挫と思ってしまう方も多いかもしれませんが
それは誤診です。レントゲンを撮らなくても「骨折」だと見極める方法があります。

お医者さんが骨折をみとめましたと紹介
転移がわずか 保存療法ですみました(手術しなくてすんだ)

骨折か捻挫かの見極めはとても大切です。
もし捻挫と誤診してしまい(あるいは、接骨院で診れないと患者様を帰してしまい)
そのままの状態で帰してしまうと病院に行く間に足をついてしまい、病院についた頃には骨がずれてしまいます。

間違えなく適切な処置をしたことでお医者さんからも患者さんからも、
両方からの信頼があがります。

こうした適切な判断・診断ができる接骨院・整骨院は
日本柔整外傷協会認定の治療院検索で検索できます。

肘尺骨の骨折

肘の尺骨の骨折です。
野球をしていて、ヘッドスライディングでボキッとなりました。
県外の整形だったので、レントゲンをもってきてくれました。

折れていましたので、適切に固定し、その後リハビリをおこないました。
3週間で回復しました。

骨端線損傷の例

骨端線損傷の子です。足がつけなくてつま先歩行で来院されました。
教室は4階で足もつけないため、教室に行くことも困難です。
再発も考え、ヒール付キャストにて、再発100%防止、安心して部分荷重できるようにしました。

エコーではdiformity-、swelling- ヒールキャスト適応です。

骨端線損傷は成長期の子供に多く、骨端線が脱臼や骨折で損傷し、骨端線離開や裂離骨折を起こした状態をいいます。
放っておくと骨の成長が妨げられ、左右の腕や脚の長さが違ったり、身長が伸びなくなることもありますので、正しい処置を早急に行うことが必要となってきます。

指の骨折

第3指の骨折です

親指の骨折

スキーでこけたときに親指を骨折しました

親指がひどく腫れています。
適切な固定をおこないました。

頭骨下端骨折



烏口突起骨折

骨が脱臼したまま来ました ラグビーをしていて方がはずれて 学校の先生にいれてもらったけれど5時間放置されていました。
普通は羽目たら痛みはとれるのですが まだ痛みがのこっていたので 全国でも10症例しか論文がない うこうとっき骨折 骨がおれていて脱臼しているけど 痛みがなく整復することができます