ケガ・外傷治療なら、柔整外傷協会認定接骨院・整骨院へ

突き指とは、いわゆる「指の捻挫」です。
突き指を自己流で手当てする人も多いかもしれません。
もちろん、単なる突き指であればそれでも構わないのですが、靭帯を痛めていたり、骨折をしたりしていた場合は早急な応急処置が必要となります。
なるべく早く専門家にみせ、適切な処置をすることをおすすめします。

突き指（指の捻挫）の場合、急性期は固定が大切です。
回復してから動かしていきます。

マレットフィンガーの事例です。
最初突き指かなとも思われたそうですが、レントゲンで確認したら骨性マレットでした。
マレットは腱が切れる腱性と骨片が生じる骨性の２タイプがあります。
骨性の場合はスタンダードな石黒法というwireでextension　blockを効かせた整復法で骨片を止めます。
wireの進入角度が浅かったり、短かったりすると整復が不完全で、術後のレントゲンでわかります。

後療法の注意点としては、何も考えずDIPを屈曲させて抵抗した時ぶちっと再断裂・・・、などということもありえるのでそのことを留意して行わなければいけません。
マレットフィンガーの後療法は、DIPをフラットにしてから伸展運動するのがコツです。

保存では困難な骨片転位型だったので、オペしていただきました。

完璧な石黒法。
extensionblockがしっかりかかり骨片を整復してます。最高ですね。
たかがマレット、されどマレットの神髄です。

指の骨折症例

中指の骨折症例です。
右手中指が腫れているのがみえるでしょうか？